ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2009年ドラフト<集計編>

さて、チーム毎に振り返ってきた2009年ドラフトですが、獲得ポイント順に並べると次の通りとなります。(ポイントの横は、獲得した主要選手です。)

 

中日 2268.2 大島
ロッ 1972.1 荻野・大谷・清田
横浜 1800.1 筒香
西武 1616.1 菊池
読売 1614   長野
阪神 1081.2 秋山
ハム  962.2 増井
SB  915.2 今宮
広島  856.1 今村
ヤク  830.2 なし
オリ  662.2 なし
楽天  632.2 なし

 

この年は菊池雄星を中心に回ったドラフトです。彼に指名が集中することは事前にわかっていたので、あえて彼の指名にいかずに他の選手を一本釣りするのか、彼の指名に行く場合は外れ1位指名をどうするのか?ということに、各チーム、知恵を絞ったのではないでしょうか。結果的には、菊池を指名せずに一本釣りにいったチームはオリックス(古川)を除いて主力選手(筒香、荻野、今村、今宮、長野)を獲得することができ、菊池を指名して外したチームは冴えない結果になってしまいます。こうなると、オリックスの指名下手が目立ってしまいますね。

絶対的レギュラーというわけではないのですが、だいたい1軍にはいるという選手(荻野、大谷、清田)を複数指名できたロッテが2位につけている一方、今宮というレギュラー遊撃手を獲得できたSBが8位なのもおもしろいですね。