ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2008-2010年ドラフト<3か年集計編>

2008、2009、2010と3年分のドラフトを振り返ってきましたが、ここでこの3年分を集計してみたいと思います。

まずは、チームごとの合計ポイントです。

 

西武 6777.2
ハム 4815.1
SB 4693.2
中日 4474.1
横浜 4014.2
ロッ 3945.2
読売 3942
楽天 3645.1
ヤク 3635.2
オリ 2781.1
阪神 2758.1
広島 2668.1

 

続いて、獲得した主要選手です。

西武 浅村・野上/菊池/牧田・秋山
ハム 大野・中島/増井/西川
SB 摂津/今宮/柳田・千賀・甲斐
中日 なし/大島/大野
横浜 なし/筒香/荒波
ロッ 西野・岡田/荻野・大谷・清田/なし
読売 大田/長野/澤村
楽天 辛島/なし/塩見・美馬
ヤク 中村/なし/山田
オリ 西/なし/なし
阪神 上本/秋山/榎田
広島 なし/今村/福井・中崎

 

この3か年のドラフトはライオンズが圧倒的な勝者でした。毎年のように強力な選手を追加することに成功しています。実際、2010年から2013年にかけて4年連続でAクラス入りを果たします。ただ、この期間に一度も優勝はできなかったのは、ドラフト以外での補強が充実していなかったことが原因でしょうか。

2位ファイターズ、3位ホークスも納得でしょう。1~3位がパリーグ勢で占められているのが印象的です。

目だって少ないのが、10位バファローズ、11位タイガース、12位カープ。タイガースはドラフトはこの体たらくだったのですが、外国人での補強が割と成功した印象です。カープは自由枠制度のもとでは資金不足でドラフトに苦労したと言われていますが、その後の3年間も寒い内容になっています。カープの躍進の礎になったのは、この後のドラフトからです。