ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2013年ドラフト<北海道日本ハムファイターズ編>

この年のファイターズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)

外れ 松井裕樹
外れ 柿田裕太
外れ 岩貞祐太
1位 渡邉諒  173安打
2位 浦野博司 267回
3位 岡大海  207安打
4位 高梨裕稔 422.1回
5位 金平将至  10回
6位 白村明弘 130.2回
7位 岸里亮佑   4安打
8位 石川亮   33安打

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで1247Pになります。

1位は投手を狙ったのですが3連続でクジを外してしまい、素材型の高卒野手の指名となりました。その渡邊ですが2019年からレギュラーの二塁手になっており、今後の成長に期待です。
3位の岡はファイターズらしい指名というか、アスリート能力の高そうな素材型を指名して、主力野手に磨き上げるプランだったと思うのですが、思ったほどの成長曲線にはならず、トレードで放出します。このあたり、ややファイターズの編成の綻びを感じます。また、6位の白村は野手転向しましたが、今後、野手としてポイントを伸ばすことができるでしょうか。
4位の高梨は3年目の2016年に10勝をあげてブレイクするのですが、以降、成績を年々落としたところ、スワローズにトレードされます。この損切りの速さは、さすがファイターズの編成といった感じです。