ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2011-2013年ドラフト<3か年集計編>

2011、2012、2013と3年分のドラフトを振り返ってきましたが、この3年分を集計してみたいと思います。

まずは、チームごとの合計ポイントです。

 

広島 5372
ロッ 4822.1
ハム 4286.1
楽天 4049.2
横浜 3671.1
SB 3645.2
読売 3594.1
オリ 3564
西武 3333
ヤク 3154
阪神 3116
中日 2601

 

続いて、獲得した主要選手です。

広島 野村・菊池/鈴木/大瀬良・九里・田中
ロッ 鈴木・益田/田村・松永/石川・井上・二木
ハム 近藤・上沢/大谷/渡邊・高梨
楽天 島内・岡島/則本/松井
横浜 桑原/井納・宮崎/三上・砂田
SB 武田/東浜/森・上林・石川
読売 一岡/菅野/小林・田口
オリ 安達・海田/松葉/吉田・若月
西武 十亀/増田・金子/森・山川
ヤク なし/小川・石山/秋吉
阪神 なし/藤浪・北條/岩貞・梅野・岩崎
中日 高橋・田島/なし/又吉

 

この3か年のドラフトはカープが一番の勝者でした。4番に二遊間に先発ローテ投手と、この間に手に入れた戦力で、2016年から2018年にかけてリーグ3連覇を成し遂げます。

こう言っては失礼なのですが、2位マリーンズは意外でした。決して弱いチームではありませんでしたが、Aクラス入りがやっとで優勝争いに絡んだ印象はあまりなかったので…

先の3か年の集計で1位だったライオンズは今回9位に沈み、2014-2016は3年連続Bクラスに沈んでしまいます。森・山川が力を発揮し始めるのはもう少し時間が必要でした。

ホークスやジャイアンツはドラフトがこのくらいでも、しっかりとした補強をするので強いのでしょうね。