ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2015年ドラフト<オリックスバファローズ編>

この年のバファローズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)

1位 吉田正尚 471安打
2位 近藤大亮 162.1回
3位 大城滉二 287安打
4位 青山大紀  10回
5位 吉田凌    7回
6位 佐藤世那   0回
7位 鈴木昂平  23安打
8位 角屋龍太   2.1回
9位 赤間謙   56回
10位 杉本裕太郎 13安打
育1 塚田貴之   0回
育2 赤松幸輔   0安打

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで1031.2Pになります。
これまで見てきた限り、いいところのなかったバファローズのドラフトですが、何かが変わっていきそうな、そんな予感をさせてくれる好指名になりました。

1位の吉田はフルスイングが魅力のスター性充分のスラッガー。2位の近藤はセットアッパー。3位の大城は2019年は遊撃手で83試合を先発出場しました。正遊撃手の安達の体調次第ですが、遊撃あるいは二塁でのスタメン争いが楽しみです。10位の杉本は、190cmの巨躯であることと北斗の拳ラオウのファンであることから、「ラオウ」と呼ばれています。1軍で放った13安打のうち7本が本塁打という長打力が魅力です。