ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2015年ドラフト<中日ドラゴンズ編>

この年のドラゴンズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)

外れ 高橋純
1位 小笠原慎之介 337.1回
2位 佐藤優   93.1回
3位 木下拓哉  43安打
4位 福敬登  102回
5位 阿部寿樹 155安打
6位 石岡諒太   0安打
育1 中川誠也   0回
育2 吉田嵩    0回
育3 三ツ間卓也 78回
育4 西浜幹紘   0回
育5 呉屋開斗   0回
育6 渡辺勝    4安打

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで812.2Pになります。
1位の小笠原は入団以来順調にステップアップし、3年目の2018年には開幕投手をつとめ、その後も好投を続けるも8月に離脱、手術を受け、復帰は1年後の2019年8月になってしまいました。5年目の今年は一気に飛躍の年になるのでしょうか。
4位の福は2019年にブレイクした貴重な左腕のセットアッパー。
5位の阿部も2019年にブレイクした二塁手のレギュラーです。大卒社会人で29歳の4年目にブレイクした遅咲き。セリーグ二塁手は山田や菊池がいるので目立たないのですが、攻守に優れた選手です。

 

上記記事を書いたのは2020年シーズン開幕前でした。この後、3位の木下がブレイク、正捕手の座をモノにしました。トップクラスの守備力だけでなく、打撃でも頼もしさがあり、彼の存在でチーム力が一段上がった感じがあります。(2021.05.02追記)