ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2015年ドラフト<阪神タイガース編>

この年のタイガースの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)

1位 髙山俊  313安打(2球団競合)
2位 坂本誠志郎 46安打
3位 竹安大知  63回
4位 望月惇志  76.1回
5位 青柳晃洋 297.2回
6位 板山祐太郎 34安打

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで830Pになります。
この年のドラフトの最大の話題は、髙山のくじ引き抽選結果でした。ガッツポーズが出たのは真中監督でしたが、当たりを引いていたのは金本監督でしたね。
その髙山は1年目に新人王のタイトルを獲得します。その後、成績は徐々に低下。しかし、4年目のシーズンでようやく復活、入団当初からの課題であった守備力や選球眼といったポイントでも着実なレベルアップが見られます。
2位の坂本はフレーミングの能力が高いと言われている捕手で、打撃もそんなに悪くないのですが、梅野の陰に隠れてなかなか出番がありません。控えではもったいない選手だと思うのですが残念です(贔屓目です。)。
3位の竹安は西の人的補償バファローズに移籍し、出番を増やしています。4位の望月はまだまだ粗削りですがポテンシャルの高さを感じる投手です。
5位の青柳はサイドスローのクセ者で、右打者相手にはめっぽう強いが、左打者には弱いという、弱点のはっきりした投手です。2019年は1年間ローテを守りましたが、今年はどうなるでしょうか。