ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2016年ドラフト<中日ドラゴンズ編>

この年のドラゴンズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)

1位 柳裕也  274.1回(2球団競合)
2位 京田陽太 411安打
3位 石垣雅海   2安打
4位 笠原祥太郎192回
5位 藤嶋健人 100.1回
6位 丸山泰資  12回
育1 木下雄介  23回

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで1014.2Pになります。
この年のドラゴンズの指名は非常に充実しています。1位の柳はエース候補ですね。1年目は制球はまとまっているけれども球威不足で、こりゃ厳しいかなと思ったのですが、球威が増してきました。
2位の京田は1年目から遊撃手のレギュラーを獲得しました。打力は物足りないですが、守備の方はセリーグのショートでNO1ではないでしょうか。
4位の笠原は2年目の2018年に17先発し、2019年には開幕投手を務めます。しかし、4月末に不整脈を発症し、シーズン通して8先発に留まってしまいました。2018年の小笠原と2年続けて開幕投手の受難です。
5位の藤嶋は守護神候補。フォーシームの平均球速は142キロ程度なのですが、破格の回転数で空振りを奪います。上原浩治を思い出させる投手です。