ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2017年ドラフト<東京ヤクルトスワローズ編>

この年のスワローズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)
そろそろ、一軍成績だけで語れる年ではなくなってきたので、2軍成績にも言及してまいります。

 

外れ 清宮幸太郎
1位 村上宗隆 119安打(3球団競合)
2位 大下佑馬  85.1回
3位 蔵本治孝  12.2回
4位 塩見泰隆  17安打
5位 金久保優斗  0回
6位 宮本丈   15安打
7位 松本直樹  14安打
8位 沼田拓巳   1回

 

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで264Pになります。


1位の村上は今のところ2017年ドラフトで最大のアタリですね。高卒2年目のシーズンで36本塁打を放つのはホンモノの予感がします。


2位の大下は1年目のシーズンは25登板で防御率3.09の好成績を残すのですが、2年目の昨季は数字を大きく落としてしまいました。今季は巻き返すことができるでしょうか。


注目は4位の塩見です。昨季は1軍では98打席で16安打の打率1割代でしたが、ファームで309打席に立ち、打.310 出.430 長.579 ops1.009 16本塁打の好成績を残しています。ドラフト4位ながら背番号9を与えられており、チームからの期待は高そうです。今季はバレンティンの移籍で外野が1枠空きましたので、塩見の出番が増えるのではないでしょうか。