ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2017年ドラフト<中日ドラゴンズ編>

この年のドラゴンズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)
そろそろ、一軍成績だけで語れる年ではなくなってきたので、2軍成績にも言及してまいります。

 

外れ 中村奨成
1位 鈴木博志 74回
2位 石川翔   1回
3位 高松渡   0安打
4位 清水達也 37.1回
5位 伊藤康祐  6安打
6位 山本拓実 47.1回
育1 大藏彰人  0回
育2 石田健人マルク 0回

 

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで165.2Pになります。


1位の鈴木は、1年目から53登板して4勝6敗4セーブ12ホールドの成績を残しますが、防御率は4.41とやや安定感を欠きました。2年目はさらに安定感を失い、25登板に留まってしまいます。岩瀬以降、安定感あるクローザーがなかなか見つからないドラゴンズです。


注目は、6位の山本。身長167cmと小柄ですが、昨季は9登板(7先発)して3勝3敗、防御率2.98の好成績を残します。まだ20歳の高卒3年目の今季、どのような成績を残すか楽しみです。