ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2017年ドラフト<阪神タイガース編>

この年のタイガースの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)
そろそろ、一軍成績だけで語れる年ではなくなってきたので、2軍成績にも言及してまいります。

 

外れ 清宮幸太郎
外れ 安田尚憲
1位 馬場皐輔  12回(2球団競合)
2位 髙橋遥人 144.1回
3位 熊谷敬宥   3安打
4位 島田海吏   8安打
5位 谷川昌希  20回
6位 牧丈一郎   0回
育1 石井将希   0回

 

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで187.1Pになります。


清宮・安田と高校生スラッガーを指名して外した後、一転して大学生NO1右腕と言われた馬場を指名し、背番号18を与えます。大学生NO1右腕、背番号18と、なんとなく二神を思い出して嫌な予感がしたのですが、まだ1軍でこれといった成績は残せていません。全体的にまとまっているのですが、突出した武器のない印象の投手です。


2位の髙橋は、生え抜きの左腕エース候補。制球に難があるという評判でしたが、さすがは左腕育成に定評のあるタイガースです。昨季は、前半戦は好投するも援護なく、後半戦はバテてコンディションを落とし、3勝9敗の成績に終わってしまいます。直球の質が魅力の本格派左腕ですが、今季はどのような成績を残すでしょうか。