ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2018年ドラフト<中日ドラゴンズ編>

この年のドラゴンズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)
そろそろ、一軍成績だけで語れる年ではなくなってきたので、2軍成績にも言及してまいります。

 

1位 根尾昂   0安打(4球団競合)
2位 梅津晃大 34.2回
3位 勝野昌慶 16.1回
4位 石橋康太  1安打
5位 垣越建伸  0回
6位 滝野要   0安打

 

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで51Pになります。


1巡目で「高校BIG3」の一角、根尾のアタリくじを引くことに成功します。明るい話題の少なかったチームにおいて、この根尾の獲得で新しい時代が始まっていきそうな、そんな明るい予感がドラフト直後には漂っていたと記憶しています。さて、そんな根尾なのですが、1年目は0安打に終わります。ファーム成績を後ほど特集しますが、ファームでもプロの壁に突き当たっている様子です。遊撃手が本職ですが、京田がいよいよ充実してきていますので、遊撃手にこだわっていてはなかなか出番がないでしょう。今季は外野手にも挑戦するようです。


さて、覚えておきたいのは2位の梅津。1年目から6先発すると4勝1敗の成績を残しました。フォーシームの平均球速は146キロを超える剛腕。もしかすると、エースに育つかもしれない素材です。