ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2018年ドラフト<横浜Denaベイスターズ編>

この年のベイスターズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)
そろそろ、一軍成績だけで語れる年ではなくなってきたので、2軍成績にも言及してまいります。

 

外れ 小園海斗
1位 上茶谷大河 134回(2球団競合)
2位 伊藤裕季也  15安打
3位 大貫晋一   66.2回
4位 勝又温史    0回
5位 益子京右    0安打
6位 知野直人    0安打
育1 宮城滝太    0回

 

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで215.2Pになります。


二遊間はベイスターズの泣き所。1位で遊撃手の小園を狙いますが外してしまいます(これが1年後の2019年ドラフトでの森敬斗の指名に繋がっていきます。)。
すると、一転して外れ1位では即戦力右腕の上茶谷を獲得します。上茶谷は1年目からローテーションに収まり、24先発で7勝6敗の成績を残しました。近年のベイスターズ、ドラ1の即戦力投手は(柿田を除いて)外れがないですね。


2位の伊藤は、二塁手として15試合にスタメン出場すると、4本塁打OPS.929の好成績を残します。レギュラー不在のポジションですが、伊藤のレギュラー獲りに期待がかかります。チームが背番号4を与えたところからみて、期待は大きそうです。


3位の大貫は昨季、15先発して6勝5敗の成績を残しました。今季は、開幕ローテの当確線上にあるようですが、出番は多そうです。