ドラフト3位指名<読売ジャイアンツ編>
今回見ていくのは、読売ジャイアンツの3位指名です。
2008 齋藤 0
2009 土本 3.2
2010 田中 0
2011 一岡 253.2
2012 辻 15
2013 田口 550.2
2014 高木勇 330
2015 與那原 0
2016 谷岡 31
2017 大城 127
2018 直江 0
2019 菊田
1P=1安打=1回とすると、ドラフト3位指名選手が獲得したポイントは、トータルで1311Pになります。なんと、ジャイアンツが2位指名で獲得したポイントよりも多いです。
一岡は、大竹のFA移籍の人的補償としてカープに移籍してから活躍しました。主にセットアッパーとして起用されており、リーグ3連覇に大きな貢献がありました。
田口は高卒2年目でローテ入りすると、3年目10勝、4年目で13勝をあげ、存在感を高めていきます。ところが5年目で16先発で2勝に終わると、6年目には中継ぎに回りました。そして、7年目の今季は先発でスタートするも、10月からはまた中継ぎに回っています。この辺の運用が原監督らしいところ。まだ25歳ですが、今後の起用法が気になりますね。
高木は1年目に開幕3戦目で先発すると、その後5連勝。すごいスタートを切るのですが、勢いが続かず9勝に終わります。2年目は5勝、3年目は1勝、そしてライオンズに野上の人的補償で移籍します。本当の即戦力でしたが、あっという間に駆け抜けていった印象です。
大城は、阿部以来の待望の「打てる捕手」ですね。小林から正捕手の座を奪い、チームのリーグ2連覇に貢献しました。