ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

ドラフト3位指名<東北楽天ゴールデンイーグルス編>

今回見ていくのは、東北楽天ゴールデンイーグルスの3位指名です。

  

2008 井坂 156
2009 小関  26
2010 阿部  58
2011 三好  67
2012 大塚   7.1
2013 濱矢  44.2
2014 福田  53
2015 茂木 485
2016 田中 148
2017 山崎  28
2018 引地   0
2019 津留﨑

 

1P=1安打=1回とすると、ドラフト3位指名選手が獲得したポイントは、トータルで1073Pになります。


茂木は大卒で入団後、1年目から遊撃手でレギュラーになります。以降、打力のある遊撃手として活躍してきましたが、5年目の今季後半戦ではルーキーの小深田に遊撃手のレギュラーを奪われ、押し出される形で三塁を守る機会が増えました。(三塁手の鈴木は玉突きで一塁に。)


田中和基は大卒で入団後、2年目に中堅手のレギュラーになると、新人王のタイトルを獲得します。ところが3年目は開幕後に骨折、調子を崩す間に、ルーキーだった辰巳に中堅手のレギュラーを奪われてしまいます。4年目の今季は、辰巳とのレギュラー争い(辰巳の方がやや多く起用されました。)でしたが、2人とも打撃のほうはイマイチ。2人がより高いレベルで競い合うことがチーム力の底上げには必要でしょう。