ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

ドラフト4位指名<千葉ロッテマリーンズ編>

今回見ていくのは、千葉ロッテマリーンズの4位指名です。

  

2008 坪井   0
2009 清田 666
2010 小池   0
2011 益田 458.2
2012 加藤 273
2013 吉原  91.1
2014 寺島   0
2015 東條  92.2
2016 土肥  79.1
2017 菅野  36
2018 山口   0
2019 横山

 

1P=1安打=1回とすると、ドラフト4位指名選手が獲得したポイントは、トータルで1697Pになります。


清田は大卒、社会人を経て入団すると、1年目から1軍に定着。日本シリーズでの活躍が印象に強いです。今のところのキャリアハイは15年、548打席でOPS.890の大活躍でした。規定打席到達はこの1年のみであり、絶対的なレギュラーという感じはしないのですが、常に一軍にいる選手という印象ですね。


益田は大卒1年目からセットアッパーとして72試合に登板、ブルペンになくてはならない存在となり、2年目にはクローザーを任されます。その後は、西野や内がクローザーを任され、益田はセットアッパーという年もありましたが、19年20年は再びクローザーを務めています。


加藤はかなり期待されて多くのチャンスを与えられましたが、突き抜けることができずにいい歳になってきました。藤原などの若手や、後述する菅野の台頭があるので、残された時間は多くないでしょう。


菅野は昨年のファーム成績が好調でしたので、今季の働きに注目していた選手の一人でした。大卒、社会人を経て3年目になった今季は、275打席でOPS.748と、レギュラー一歩手前ながら好調時には3番打者を任されるなど、存在感を大いに高めました。来季はレギュラー獲得といきたいところですね。