ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2018年ドラフト<北海道日本ハムファイターズ編>更新版

以前、ファイターズの2018年ドラフトについて、このような記事を書きました。

koryusai.hatenablog.com

 

上記記事は19年シーズン1年分のみに基づいた評価でしたので、20年シーズンの結果を反映させ、2年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、20年シーズン終了までの通算成績、横の数値は20年シーズンで積み上げた数値です。

 

外れ 根尾昂
1位 吉田輝星 31.1 +20.1
2位 野村佑希 19   +19
3位 生田目翼 14    +6
4位 万波中正  0 
5位 柿木蓮   0 
6位 田宮裕涼  3    +3
7位 福田俊  30.1 +30.1
育1 海老原一佳 0

 

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで97.2Pになります。


1位の吉田ですが、今季は5先発して0勝2敗、防御率8.41に終わりました。これだけでは成長が感じられませんが、ファームでは12登板で3勝3敗で防御率2.56と、見られる成績になってきています。来年1軍でどのくらいやれるかで、モノになるのかならないのかがはっきりしそうな感じです。


2位の野村は、高卒2年目の今季、76打席で3本塁打OPS.749の成績を残しました。17三振に対して1四球と、粗さを感じる成績ですが、長打力は魅力です。先輩の清宮よりも先にモノになりそうな気配があります。


7位の福田は、大卒2年目の今季、30登板で防御率3.26とまずまずの成績を残しました。来季はさらに重要な場面で起用されてくるのではないでしょうか。