2018年ドラフト<読売ジャイアンツ編>更新版
以前、ジャイアンツの2018年ドラフトについて、このような記事を書きました。
上記記事は19年シーズン1年分のみに基づいた評価でしたので、20年シーズンの結果を反映させ、2年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、20年シーズン終了までの通算成績、横の数値は20年シーズンで積み上げた数値です。
外れ 根尾昴
外れ 辰己涼介
1位 髙橋優貴 116 +23
2位 増田陸 0
3位 直江大輔 12 +12
4位 横川凱 5.2 +5.2
5位 松井義弥 0
6位 戸郷翔征 116.1 +107.2
育1 山下航汰 2 +0
育2 平井快青 0
育3 沼田翔平 4.1 +4.1
育4 黒田響生 0
1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで256.1Pになります。
1位の髙橋は大卒左腕。1年目はローテを1年間守りましたが、2年目は肘痛に苦しみました。日本シリーズでは中継ぎも経験しましたが、来季はまた先発として復帰を目指します。
今季一番伸びたのは、6位の戸郷。高卒2年目の今季は一気に飛躍。先発ローテを1年間守り、2ケタ勝利まであと一歩の9勝6敗で防御率2.76の好成績を残し、次世代エースの可能性を感じさせます。
3位の直江は、高卒2年目の今オフ、椎間板ヘルニアの手術を受けて育成契約となりました。また、トッププロスペクトであった育1の山下も、右手有鈎骨骨折からの復帰に専念するため再度育成契約となりました。