2018年ドラフト<埼玉西武ライオンズ編>更新版
以前、ライオンズの2018年ドラフトについて、このような記事を書きました。
上記記事は19年シーズン1年分のみに基づいた評価でしたので、20年シーズンの結果を反映させ、2年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、20年シーズン終了までの通算成績、横の数値は20年シーズンで積み上げた数値です。
1位 松本航 188.1 +103
2位 渡邉勇太朗 0
3位 山野辺翔 15 +14
4位 粟津凱士 2 +0
5位 牧野翔矢 0
6位 森脇亮介 77.2 +46.2
7位 佐藤龍世 13 +0
育1 東野葵 0
育2 大窪士夢 0
育3 中熊大智 0
1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで296Pになります。
1位の松本は大卒1年目からローテを守り、1年目は16先発で防御率4.54、2年目は20先発で防御率4.37の成績を残しています。ローテを守るのは立派ですが、投球内容にあまり進歩が見られなかったのは残念です。もっと投手の層が厚いチームであればこれだけ試合に出られていない気がします。
20年に一番伸びたのは、6位の森脇。大卒、社会人野球を経て2年目の今季は、47登板で7勝1敗1S16Hで防御率1.35の好成績を残しました。ライオンズのブルペン陣が整備されてきているのを感じます。