ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2017年ドラフト<東北楽天ゴールデンイーグルス編>更新版

以前、イーグルスの2017年ドラフトについて、このような記事を書きました。

 

koryusai.hatenablog.com

 

上記記事は18-19年シーズン2年分のみに基づいた評価でしたので、20年シーズンの結果を反映させ、3年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、20年シーズン終了までの通算成績、横の数値は20年シーズンで積み上げた数値です。

 

外れ 清宮幸太郎
外れ 村上宗隆
1位 近藤弘樹 45  +6.2
2位 岩見雅紀  8  +8
3位 山崎剛  30  +2
4位 渡邊佑樹  1  +0
5位 田中燿飛  0
6位 西巻賢二 23  +4
7位 寺岡寛治 23 +20
育1 井手亮太郎 0
育2 松本京志郎 0
育3 中村和希  0

 

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで130Pになります。


1位の近藤は、大卒3年目の今オフに戦力外になり、スワローズに育成枠で拾われました。3年目が終わるとこういうケースも出てきますが、ドラ1でこれは厳しい。この時点で既にこの年のイーグルスのドラフトの残念感が滲み出ています…


2位の岩見は、やっとプロ初安打を記録しましたが、ファームでもまだまだ粗い(BB/Kが.290)んですよね~


3位の山崎は、鈴木大地や小深田の加入で出番を失った感じですね。持ってるものはいいと思うのですが。


7位の寺岡は、大卒後に社会人野球とBCリーグを経て入団した苦労人。今季は24登板で2勝1敗10H、防御率3.15と、なかなかの安定感をみせました。登板数がもっと増えた時にこの安定感を保てるなら一流でしょう。