ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2017年ドラフト<横浜Denaベイスターズ編>更新版

以前、ベイスターズの2017年ドラフトについて、このような記事を書きました。

 

koryusai.hatenablog.com

 

上記記事は18-19年シーズン2年分のみに基づいた評価でしたので、20年シーズンの結果を反映させ、3年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、20年シーズン終了までの通算成績、横の数値は20年シーズンで積み上げた数値です。

 

1位 東克樹  192.1  +0
2位 神里和毅 233 +52
3位 阪口皓亮  19.2 +12
4位 齋藤俊介  25  +0
5位 櫻井周斗  24  +7.1
6位 寺田光輝   0
7位 宮本秀明   6  +2
8位 楠本泰史  34  +4
9位 山本祐大   5  +0
育1 中川虎大  11.1 +6.1

 

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで550.1Pになります。


1位の東は、一本釣りで獲得した大卒左腕。1年目は11勝5敗で新人王のタイトルを獲得し、見事に期待に応えます。ところが2年目には肘の炎症で7登板に留まり、3年目の20年シーズンは開幕前にトミージョン手術になりました。新シーズンでは復帰なるでしょうか。


2位の神里は、大卒後に社会人を経由して入団した、走攻守の全てに秀でた外野手。球界トップクラスの中堅守備を誇ります。1年目から開幕スタメンで起用され、2年目には中堅手のレギュラーを獲得しました。ところが3年目の20年シーズンでは、復活した梶谷にポジションを奪われてしまいます。梶谷がFA移籍して迎える新シーズンは、神里がレギュラーに返り咲きしそうです。