２０２１年ファーム成績＜東北楽天ゴールデンイーグルス編＞

本日は、イースタン３位のイーグルスのファーム成績を見ていきます。 まずは、野手からです。今季、１５０打席以上与えられた選手を、名前・開幕時での年齢・打席数・ＯＰＳ・ＢＢ／Ｋの順に記載しており、打席数の順でソートしています。

和田　　25　354　.718　.507
堀内　　23　316　.642　.750
渡邊　　24　291　.831  1.172
横尾　　27　283　.778  1.028
内田　　25　234　.700　.466
黒川　　19　223　.806　.681
吉持　　27　220　.578　.444
武藤　　19　215　.687　.428
山崎真　25　213　.830　.761
岩見　　26　205　.764　.333
小郷　　24　195　.824　.333
山崎剛　25　168　.798  1.000
下水流　32　155　.788  1.105
水上　　19　155　.429　.259
ディク　29　153　.901　.766

BB/Kが1.000を超える選手が４人もいます。まず、渡邊(18年6位)ですが、内外野で複数ポジションをこなせる起用さを買われて一軍でも出場を増やし、OPS.675をマークしています。続いて横尾(ファイターズ15年6位)ですが、こちらは一軍でOPS.467と悔しい結果に終わりました、年齢を考えると苦しい…そして山崎(17年3位)は、一軍で小深田からショートのスタメンを奪取し、OPS.725の好成績を残しており、今後に期待がもてます。（下水流(カープ12年4位)については、育成という点で語ることは特にないのでスルーします。）

生え抜き大砲の育成という点では、岩見(17年2位)や、昨年一軍でops.843を記録した小郷(18年7位)に期待が寄せられていましたが、二人ともファーム成績でも粗さを感じる成績。一軍でも存在感を見せることはできませんでした。黒川(19年2位)は高卒２年目であることを考えると素晴らしい数値ですので、生え抜き大砲としての期待はこちらが上でしょう。

続いて、投手です。ファームで２０２１年シーズン１５０人以上の打者と対戦した選手を、名前・開幕時での年齢・対戦打者数・防御率・Ｋ／ＢＢの順に記載しており、対戦打者数の順でソートしています。

高田孝　22　471　3.21　1.63
釜田　　27　461　2.83　1.92
藤井　　26　347　3.56　1.46
弓削　　26　318　3.54　1.73
塩見　　32　265　4.79　4.30
王　　　20　223　3.38　1.59
石橋　　29　186　2.82　1.47
藤平　　22　165　7.16　1.12
高田萌　22　153　4.86　1.23

高田(20年2位)と釜田(11年2位)の２名が規定投球回数に達しています。高田は即戦力の期待もあったと思うのですが、イーグルスの先発陣は層が厚いので、このくらいの成績ではなかなか一軍に呼ばれませんね。藤平(16年1位)の伸び悩みも心配です。