2019年ドラフト<東北楽天ゴールデンイーグルス編>更新版
以前、イーグルスの2019年ドラフトについて、このような記事を書きました。
上記記事は20年シーズン1年分のみに基づいた評価でしたので、21年シーズンの結果を反映させ、2年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、21年シーズン終了までの通算成績、横の数値は21年シーズン単年で積み上げた数値です。
1位 小深田大翔 206 +97
2位 黒川史陽 16 +14
3位 津留﨑大成 45 +10.2
4位 武藤敦貴 2 +2
5位 福森耀真 0
6位 瀧中瞭太 148.2 +103.2
7位 水上桂 0
育1 江川侑斗 0
育2 小峯新陸 0
育3 山崎真彰 0
育4 澤野聖悠 0
1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで417.2Pになります。
1位の小深田ですが、2年目の今季は昨季を超える試合数・打席数を消化したものの、攻守に精彩を欠き(OPS.745→.640と低下)、終盤には山崎剛にショートのレギュラーを奪われてしまいました。浅村の年齢を考えると、来季はセカンドでの出場もあるかもしれませんが、打撃面での復調はマストでしょう。
一方で、大きく躍進したのは6位の瀧中です。今季は通年でローテを守り、20先発で防御率2.78、10勝5敗と安定感を見せました。ビッグネームが並ぶイーグルスの先発ローテ陣にドラ6の選手が食い込んでいるのはすごい。
今後の期待が大きいのは、2位の黒川。一軍ではops.481とまだまだでしたが、ファームではOPS.806でBB/K.681と成長を遂げています。