ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

ドラフト4位指名<集計編>

さて、チーム毎に振り返ってきたドラフト4位指名ですが、獲得ポイント順に並べると次の通りとなります。1チームの平均値は871、選手1人の平均値は79となりました。

 

ロッ 1697
ハム 1352.1
阪神 1247
De 1232.2
読売 1097
楽天  925
オリ  922.1
中日  663.1
西武  428
SB  426.1
ヤク  320.2
広島  139.1

 

こちらが、獲得した主要選手です。投手を黒、野手を青で記載しています。

ロッ  清田 益田 加藤 菅野
ハム  近藤 高梨
阪神  秋山 梅野
De  桑原 戸柱 三上
読売  橋本 高木京
楽天  岡島
オリ  山本 海田
中日  笠原
西武  髙橋 平良
SB  上林
ヤク  塩見
広島  坂倉

 
選手1人の獲得ポイント79というのは、ドラフト3位(平均154)の約半分です。さすがに一軍で存在感を示す選手は少なくなってきました。このあたりの指名順位では、アマ時代に複数球団から目をつけられていたような選手はほとんどいなくなってきています。各チームの独自のスカウティングで発掘してきた選手、他球団が手を出せないようにガチガチに囲い込んだ選手、隠し玉的な選手が指名されてくる順位ですね。

 

全体的には、3位でも多かったのですが、捕手(戸柱、梅野、坂倉、コンバートされましたが近藤、岡島)や、外野手(清田、加藤、菅野、桑原、橋本、上林、塩見)でよい選手が獲得できる順位と言えるでしょうか。3位で多かった二遊間の選手はここでは見当たりません。
投手もリリーフが多いですね。なかなか先発投手は獲得しづらい順位と言えそうです。それでも、山本由伸のような逸材が発掘されることもあるのですから、夢があります。