2021年ドラフト<集計編>
さて、チーム毎に振り返ってきた2021年ドラフトですが、獲得ポイント順に並べると次の通りとなります。(ポイントの横は、獲得した主要選手です。カッコ内はまだ1軍で目だった結果は出していないものの、期待値の高い選手です。)
西武 156.2 隅田・佐藤・滝澤(古賀)
読売 154.2 大勢・赤星
ハム 140.1 北山・上川畑(達)
広島 136.1 松本(末包)
ロッ 93 松川
オリ 72 椋木(野口)
SB 60 野村(風間・正木)
楽天 58 西垣(安田)
中日 38 (鵜飼)
ヤク 35.1 (山下・丸山)
阪神 23 (森木・桐敷・前川・岡留・中川)
De 12.1 (小園)
即戦力が大充実した2020年ドラフトに比べると、かなりさびしいポイントになってしまったこのドラフト。そんな中でも、クローザー・大勢を確保できたジャイアンツと、ショートのレギュラー候補の上川畑を確保できたファイターズは成功といってよいでしょう。
しかし、その他のポイント上位陣はポイントの割にはやや不安な内容。ライオンズの隅田・佐藤は与えられたチャンスの割には今後が心配な成績、カープはドラ1の黒原がハズレっぽく、マリーンズの松川の起用には井口監督の辞任が影響するかもしれません。
一方で、有望プロスペクトを多く抱える阪神や、椋木&山下にエース級活躍の期待もできるバファローズとスワローズ、このあたりの今後には期待できそうです