ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

ドラフト6位指名<読売ジャイアンツ編>

今回見ていくのは、読売ジャイアンツの6位指名です。

  

2008 中澤   2
2009 なし
2010 なし
2011 江柄子 59.1
2012 なし
2013 なし
2014 なし
2015 巽    0
2016 大江  10.2
2017 若林  57
2018 戸郷   8.2
2019 伊藤 

 

1P=1安打=1回とすると、ドラフト6位指名選手が獲得したポイントは、トータルで137.2Pになります。


若林は大卒後、社会人を経て入団。2年目には二塁手で57試合にスタメン(このポジションでチーム最多)して273打席、ポストシーズンにも出場して存在感をみせます。3年目の今季は吉川が二塁手のレギュラー格になったことにより、外野の両翼を中心に159打席、日本シリーズでも出番がありました。年齢を考えると打撃の伸びしろは微妙ですが、ユーティリティプレイヤーとして貴重な存在ですね。


戸郷は高卒1年目の19年に、ファームで好成績であったことから、リーグ優勝のかかった大一番で一軍初登板という、驚きの大抜擢でデビューします(この試合では勝ち負け付かず。その後の試合でプロ初勝利)。2年目の今季は先発ローテを守り、18試合に先発して9勝をあげ、次世代エースの期待が一気に増しました。