ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

ドラフト3位指名<千葉ロッテマリーンズ編>

今回見ていくのは、北海道日本ハムファイターズの3位指名です。

  

2008 上野 262.1
2009 大嶺  74
2010 小林  35.2
2011 鈴木 999
2012 田村 414
2013 三木 102
2014 岩下 122
2015 成田  16.1
2016 島    0
2017 山本   3
2018 小島  54.1
2019 高部

 

1P=1安打=1回とすると、ドラフト3位指名選手が獲得したポイントは、トータルで2082.2Pになります。


まずは、鈴木。大卒1年目から一軍で出場し始めると、2年目に遊撃手のレギュラーに定着。以降、7年連続で140試合以上に出場し、イーグルスに移籍した今年も120試合に出場しました。守備位置は17年に二塁手にコンバート、続く18年には三塁手にコンバート、19年は基本三塁手も一塁・外野・DHも経験と、段々扱いが雑になっていった印象です。今季のイーグルスでは基本三塁手で時に一塁手という扱いになっています。


続いて、田村。高卒1年目から一軍で出場し始めると、3年目には打率1割台と、打力には目をつぶっての起用で、正捕手のレギュラーに定着します。以降は、2割4分程度は打てるがあまり打力が伸びてこないというところで、今季は柿沼が併用され始めました。


投手では、今季の先発ローテに名を連ねた2名。岩下は高卒1年目にトミージョン手術を経験。5年目から一軍に出始めると、6年目の19年に先発ローテに定着。小島は岩下の4年後に大卒で入団すると、1年目から10先発、2年目の今季は石川と美馬について3番手の投球回数を消化しました。来季以降もローテの柱としての期待がかかります。