2019年ドラフト<東京ヤクルトスワローズ編>
これまで、当ブログでは2019シーズンまでの通算記録で記事を書いてきたのですが、2020年シーズンも既に終わっております。そこで2020年シーズンの記録を踏まえ、2019年ドラフトの振り返りを行っていきます。(その後には、2018年ドラフトと2017年ドラフトも、2020年シーズンの記録を加筆して再評価したいと思います。)
まずは、東京ヤクルトスワローズからです。この年のスワローズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2020シーズン終了までの通算成績になります。)
1位 奥川恭伸 2回 (3球団競合)
2位 吉田大喜 67.1回
3位 杉山晃基 0回
4位 大西広樹 9回
5位 長岡秀樹 1安打
6位 武岡龍世 3安打
1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで82.1Pになります。
まずは1位ですが、3球団競合となった奥川のクジを引き当てることに成功しました。ファームでのデビューは6月20日、1軍でのデビューは最終戦の11月10日、結果は2回5失点の黒星と、ほろ苦いスタートとなりました。ドラフト直後には、高校生ながら実力は即戦力級、松坂や田中将大のように1年目から活躍できるとも言われていたことからすると、物足りない結果に見えますが、まずは投げられたことが収穫でしょうか。
2位の吉田は1年目からローテ入りし14先発しますが、2勝7敗の防御率5.21と厳しい結果になりました。ドラフト前には、大学生右腕では森下と双璧といわれていたのですが…。2位指名でなければこれだけ先発させたりはしなかったんじゃないだろうかと思ってしまいます。
5位長岡・6位武岡の高卒野手2人も、既に1軍の舞台を経験しています。戦力になるのはまだ先でしょうが、奥川共々、今後が楽しみです。