育成枠指名<集計編>
さて、チーム毎に振り返ってきた育成枠指名ですが、獲得ポイント順に並べると次の通りとなります。選手1人の平均値は、18となりました。
SB 2170.2 55名
ロッ 1026.2 20名
De 685.2 18名
読売 339.1 59名
中日 153.1 18名
オリ 145.2 17名
阪神 128.1 11名
ヤク 119.1 13名
楽天 105 20名
西武 23 8名
広島 8 18名
ハム 0 1名
こちらが、獲得した主要選手です。投手を黒、野手を青で記載しています。(若手は主要選手というには早くても、甘めに掲載しました。)
SB 千賀 牧原 甲斐 亀澤 石川 周東 大竹
ロッ 西野 岡田 和田
De 国吉 砂田
読売 増田
中日 なし
オリ 張 榊原
阪神 島本
ヤク なし
楽天 なし
西武 なし
広島 大盛
ハム なし
選手1人の獲得ポイントの平均値は、ドラフト10位の17をわずかに超えました。が、誤差のレベルでしょう。
積極的に選手をかき集めているのは、ホークスとジャイアンツの2チームですが、結果は明暗がはっきりとわかれました。エースに正捕手にと、レギュラークラスを獲得できたホークスに対して、ジャイアンツは増田や山下がこれからでてこれるかどうかというところです。また、ジャイアンツの陰に隠れていますが、カープも集めた人数の割には結果が出ていません。
育成指名に消極的なのは、ファイターズとライオンズ、それにタイガースとスワローズでしょうか。ファイターズは少数精鋭の育成にかなりの自信があるようでしたが、育成枠での指名を18年からスタートしており、育成方針の見直しがあったようです。また、ライオンズも17年より複数名の指名を始めています。
獲得できた主要選手を見ると、俊足系野手が多いことが目立ちます。守備範囲が広く、守備と走塁の二点で戦力として計算ができるというところが支配下登録に繋がるのでしょう。そしてそこから打撃で適応ができた選手が生き残っていけると。見込みのあるパワー系は希少度が高いので、ドラフト本指名の方でいなくなってしまいますね。