ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2014年ドラフト<北海道日本ハムファイターズ編>

この年のファイターズの指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2019シーズン終了までの通算成績になります。)

1位 有原航平 703.1回(4球団競合)
2位 清水優心 123安打
3位 淺間大基  92安打
4位 石川直也 153.2回
5位 瀬川隼郎  11.2回
6位 立田将太   1回
7位 高濱祐仁   2安打
8位 太田賢吾  97安打
9位 佐藤正尭   0安打

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで1183.2Pになります。

1位でこの年一番の人気銘柄の有原を獲得します。その有原は期待通りに成長してエースになりましたね。
2位の清水は背番号10というところから、チームの期待の高さがうかがえます。2019年にはファイターズの捕手の中で最も起用回数が多く(67試合でスタメン)、正捕手に一番近い男です。今年は一気にレギュラー獲りといくのでしょうか。
3位の淺間は、2013年3位の岡と印象が重なります。アスリート能力の高そうな素材型を指名するファイターズらしいチョイスだと思っていたのですが、岡も淺間も思ったほどの成長曲線にはなっていません。この辺の綻びが、大谷がいなくなった後のファイターズの苦戦を招いている気がします。
4位の石川はセットアッパーとして安定した成績を残し続けていますね。