2015年ドラフト<集計編>
さて、チーム毎に振り返ってきた2015年ドラフトですが、獲得ポイント順に並べると次の通りとなります。(ポイントの横は、獲得した主要選手です。)
オリ 1031.2 吉田正・近藤・大城
De 937.1 今永・柴田
ハム 890.2 加藤・井口
阪神 830 髙山・青柳
楽天 822.2 茂木・石橋・堀内
中日 812.2 小笠原・木下・福・阿部
広島 794 西川・岡田
西武 760.1 多和田・本田
ヤク 678.1 原・廣岡
読売 538.1 桜井・中川・増田
ロッ 416.1 東條
SB 69 高橋
この年は目玉になるような突出したドラフト候補がいなかったように思います。ただ、この年の夏の甲子園がかなり盛り上がりましたので、小笠原・平沢・オコエら、甲子園のスターの指名に注目が集まっていました。そしてドラフト直後は、髙山のクジを当てたと勘違いしてガッツポーズを披露したスワローズ真中監督に話題が集中しました。目玉不在ながらも話題性のあるドラフトでしたね。
これまでドラフトであまりいいところのなかったバファローズがいきなり1位に躍り出てきます。吉田はチームの看板にまで成長しましたね。そして、2位のベイスターズはこれまで投手力不足に泣いてきましたが、待望のエース、今永を手に入れることができました。吉田も今永も、競合にならずに一本釣りできたというところが本当においしいですね。
この中では、ホークスの不振ぶりが目を引きます。一軍戦力が充実しているため、じっくりとファームで育成中ということなのか、単にドラフトでミスっているのかはわかりませんが…高橋純平の今後の活躍が希望の光でしょうか。