ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2017年ドラフト<集計編>更新版

以前、2017年ドラフトについて、このような記事を書きました。

 

koryusai.hatenablog.com

 

上記記事は18-19年シーズン2年分のみに基づいた評価でしたので、20年シーズンの結果を反映させ、3年分の成績で再評価を試みたいと思います。順位に変動はあったでしょうか。(ポイントの横は、獲得した主要選手です。)

 

オリ 781   田嶋・鈴木・福田
SB 569   高橋・周東・大竹 (増田・尾形・リチャード)
De 550.1 東・神里
ロッ 529.2 安田・藤岡・菅野・和田
ヤク 506.1 村上・塩見・宮本
読売 485.2 岸田・大城・若林 (北村)
阪神 311.2 馬場・髙橋
ハム 249.2 (清宮)
広島 230.2 ケムナ・遠藤(中村)
西武 221.1 平良 (高木)
中日 226.2 なし
楽天 130   (山崎)

 

個々のチームの評価の前に全体としての評価ですが、この1年前の16年ドラフトに比べてポイントが少ないです。(16年ドラフトの集計結果では、17-19年の3カ年の集計で1000ポイントを超えるチームが2チームありました。)ドラフト時には清宮に7球団が競合しましたが、これも他に目玉になるような素材がいなかったからかもしれません。相対的に不作年といえそうです。


20年シーズンの結果で順位を上げたのは、上位層では、ホークス、マリーンズ、スワローズの3チームです。ホークスは周東がスタメンに定着、マリーンズでは安田を辛抱して起用し、菅野がレギュラー級の活躍、スワローズは村上はもちろんとして塩見や宮本が頭角を現してきました。


上位層で順位を落としたのは、ベイスターズジャイアンツ。特にベイスターズは、東がTJ手術になったことと、梶谷が通年で頑張ったため神里の出番が少なくなったことが影響しました。


下位層で順位を上げたのは、ライオンズとカープ。共に若手投手が伸びてきました。順位を落としたのは、ドラゴンズとイーグルス。また、清宮が伸び悩むようだとファイターズも今後は暗いです。


さて、ここまでほぼ1日1回の更新をしてきましたが、記事にするネタが尽きましたのでしばし休眠したいと思います。読んでくださった方ありがとうございました。またネタがたまったところで記事にしていこうと思います。