ドラフトの通信簿

NPBドラフトにおける、各球団の指名結果を採点します。

2021年ドラフト<横浜Denaベイスターズ編>

久しぶりの更新になりますが、2022シーズンがポストシーズンに突入し今年のドラフト会議が近づいたこのタイミングで、2021年のドラフトの評価をしていこうと思います。


まずは、横浜Denaベイスターズからです。この年の指名は以下の通りでした。
(選手名の横の数値は、2022シーズン終了までの通算成績になります。)

 

1位 小園健太 0回
2位 徳山壮磨 0回
3位 粟飯原龍之介 0安打
4位 三浦銀二 8.1回
5位 深沢鳳介 0回
6位 梶原昂希 4安打
育1 村川凪  0安打
育2 東出直也 0安打
育3 大橋武尊 0安打

 

1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで12.1Pになります。戦力の充実してきたベイスターズですが、Denaが親会社となってからはじめて高卒投手をドラフト1位に指名したしたことが話題になりました。6位までの6名のうち半分の3名が高卒、即戦力というよりは長い目での戦力化をにらんだ指名です。現段階では乏しいポイントになっています。


タイガースとの競合を制して獲得した1位の小園ですが、今季はファームで3登板4.2回の投球に終わっています。まだまだどのような選手か見えてきていません。


2位の徳山は大卒右腕ということで指名順位を考えると一軍での出番がほしかったところですが、今季は一軍登板はなし。二軍で17登板(12先発)の防御率3.49に終わりました。来年は一軍での結果がほしい。