2018年ドラフト<オリックスバファローズ編>更新版
以前、バファローズの2018年ドラフトについて、このような記事を書きました。
上記記事は19年シーズン1年分のみに基づいた評価でしたので、20年シーズンの結果を反映させ、2年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、20年シーズン終了までの通算成績、横の数値は20年シーズンで積み上げた数値です。
外れ 小園海斗
1位 太田椋 14 +14
2位 頓宮裕真 28 +10
3位 荒西祐大 83 +31.1
4位 富山凌雅 20.1 +18.1
5位 宜保翔 8 +2
6位 左澤優 4.1 +1.1
7位 中川圭太 126 +21
育1 漆原大晟 23.2 +23.2
1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで307.1Pになります。
昨年はルーキーながら105安打を打った中川ですが、今季は大失速。ファームでは無双するのですが、1軍では大苦戦で21安打の上積みに留まってしまいます。1年目の活躍はマグレだったのでしょうか…
1位の太田は期待の大きい高卒野手。2年目の今季は7月に1軍昇格すると、プロ初安打を本塁打で記録。怪我で離脱するまでに、ops.785の好成績を残しました。長打の期待できる内野手はこのチームには貴重です。遊撃手か三塁主か、どちらかでのレギュラー獲得が切望されます。
2位の頓宮は、こちらも期待の大きい大卒捕手。2年目の今季は怪我に泣かされ、一軍昇格は10月下旬になってしまいましたが、ops.965の好成績を残しました。1年通して1軍にいた場合にどのような成績を残すのか気になります。守備型の若月、打撃型の伏見とのレギュラー争いを来季は通年で見たいものです。