2017年ドラフト<北海道日本ハムファイターズ編>更新版
以前、ファイターズの2017年ドラフトについて、このような記事を書きました。
上記記事は18-19年シーズン2年分のみに基づいた評価でしたので、20年シーズンの結果を反映させ、3年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、20年シーズン終了までの通算成績、横の数値は20年シーズンで積み上げた数値です。
1位 清宮幸太郎 126 +43
2位 西村天裕 93.1 +25.2
3位 田中瑛斗 2 +0
4位 難波侑平 0
5位 北浦竜次 21.2 +3.1
6位 鈴木遼太郎 2 +0
7位 宮台康平 4.2 +0
1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで249.2Pになります。
ファイターズファンならずとも気になるのは、清宮の成長でしょう。OPSでみると、これまでの3年間で.665→.610→.623と、成長していません。本塁打数でみると、7→7→7と、こちらも変化ありません。数値の高低の問題ではなく、数値が上昇していないというところが問題です。結局、彼は究極の早熟型であって、中3の時点で既に完成形だったのではないかというのが私の考えです。どこか成長しているところはないかなと無理やり探してみると、BB/Kが.266→.280→.559と成長していました。選球眼は向上しているようですが、年齢を考えるともっとがむしゃらなプレーを期待したいですね。