2019年ドラフト<中日ドラゴンズ編>更新版
以前、ドラゴンズの2019年ドラフトについて、このような記事を書きました。
上記記事は20年シーズン1年分のみに基づいた評価でしたので、21年シーズンの結果を反映させ、2年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、21年シーズン終了までの通算成績、横の数値は21年シーズン単年で積み上げた数値です。
1位 石川昂弥 8 0
2位 橋本侑樹 43.2 +26.2
3位 岡野祐一郎 50.1 +8
4位 郡司裕也 16 +6
5位 岡林勇希 17 +15
6位 竹内龍臣 0 0
育1 松田亘哲 0 0
1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで135Pになります。
1位の石川ですが、6月下旬にファームで受けた死球で左尺骨を骨折。実戦復帰はフェニックスリーグまでかかりました。離脱までのファーム成績は、ops.719でBB/K.294ということで、1軍で起用するにはもう一伸びがほしいところ。
ファンからの期待が高いのが5位の岡林ですが、ファーム成績は、ops.674でBB/K.636。石川よりも確実性は高いので、あとはパワーがもう少し出てくれば一軍でいけそうです。外野が本職ですが、二塁での起用も検討中とのこと。
4位の郡司は少ない出番ながら、一軍でops1.072を記録しました。捕手では木下が素晴らしいパフォーマンスを見せているのでなかなか出番がありませんが、もう少し郡司の出番を増やしてもよいように思います。フェニックスリーグでは三塁や左翼での守備に挑戦したようです。