2019年ドラフト<横浜Denaベイスターズ編>更新版
以前、ベイスターズの2019年ドラフトについて、このような記事を書きました。
上記記事は20年シーズン1年分のみに基づいた評価でしたので、21年シーズンの結果を反映させ、2年分の成績で再評価を試みたいと思います。どのような選手が伸びてきたのでしょうか。
選手名の横の数値は、21年シーズン終了までの通算成績、横の数値は21年シーズン単年で積み上げた数値です。
1位 森敬斗 23 +20
2位 坂本裕哉 116.1 +70.1
3位 伊勢大夢 70.1 +35.1
4位 東妻純平 0
5位 田部隼人 0
6位 蝦名達夫 6 +3
7位 浅田将汰 0
1P=1安打=1回とすると、この年のドラフトはトータルで215.2Pになります。
ショートのポジションで長年悩んでいるチームから、柱になってほしいという大きな期待をかけられているのが、1位の森。高卒2年目の今季は、7月に一軍昇格すると、その後113打席を与えられました。7月こそOPS.649と健闘しましたが、通年では.513。ファームの方ではOPS.670でBB/K.230の成績で終えており、正直に言えばまだまだ二軍レベルの戦力ですね。森を一人前に育てるのも三浦監督の重要なミッションの1つと言えそうです。
2位の坂本は大卒左腕。通年で先発起用され、16先発で防御率5.25、4勝6敗の成績に終わりました。安定感は今一つですが、他に起用する先発もいないという、チーム事情の苦しさを感じます。
3位の伊勢は大卒のサイドハンド右腕。昨季の33試合よりも多い39試合に登板しましたが、防御率は1.80から2.80に悪化。好調時には勝ちパターンを担える実力がありますので、来季も期待したいです。